こんにちは。
夢の印税生活を目指し、ライトノベル作家を志すしかたなすびです。
文章力を向上させるため、毎日1,000字以内で短編小説を書くことを目標にしました。
名付けて、毎日1,000字チャレンジです。
今日、令和2年7月21日で、5日目です。
まずは簡単に私の自己紹介を……
- アラサー男性
- ファンタジー小説好き
- 愛読書は週刊少年ジャンプ
- 仕事嫌い。飲み会嫌い。
- 今まで小説は書いたことないけど、なんとなく自信がある
ルールは、キーワードを3つ用意し、それを満たす物語とします。
今日のキーワードは、「終結」「自然」「友情」です。
お暇でしたらお付き合いください。
終結・自然・友情
天才ジョッキーの斎藤佳代子は、ゴール直前に落馬した。
「あそこでヘタこかなきゃ、今頃は億万長者だったんだけどな!」
佳代子はアルコールが入るといつも愚痴をこぼす。私は適当に相づちを打ち、焚き火で炙っているキノコを裏返した。佳代子はそのレースで右手首を骨折して以降、馬に一度も乗れていない。
「それを言うなら私だって、今頃は王様だったはずなんだよね。」
大和田フミ子の出身は、ある西国の王族だった。実り豊かな国で美味しいザクロが採れる地だったが、その国は5年前に終結した。私は、王冠を頭に載せて玉座に座っているフミ子を想像し、なるほど似合っているなと思った。
そこかしこで焚き火の明かりが見える。すぐ近くで穏やかに談笑している人たちもいれば、遠くでずいぶんと騒いでいる人たちもいる。みんな思い思いに過ごしていた。ただみんな共通して、お酒を飲んでいた。
西から夜空よりも暗い何かがゆっくりと近づいているのがわかった。ここもそのうち終結することになるだろう。
佳代子とフミ子は、もうすっかりと酔っぱらってしまっていた。そういう私も、さきほどから眠たくてしかたがない。
「2人とも一緒にいてくれてありがとう。」
「なんだよ改まって。恥ずかしいこと言うなよ。」
「こっちこそありがとうだよね。」
以上、532字
感想
もうすぐ終結する場所で、女性3人が最後のときを過ごしている、という設定で書きました。
……終結するってなんですかね。自分で書いててもよくわかりません。
今日はうまく書けず、1,000字チャレンジなのに500字程度しか書けませんでした。反省です。
今回初めて、一人称・女性視点で書いてみましたが、私は男性視点の方が断然書きやすいことがわかりました。
男性視点と女性視点で、あまり違いも出せていないですが。
また明日頑張ります。