こんにちは。
夢の印税生活を目指し、ライトノベル作家を志すしかたなすびです。
文章力を向上させるため、毎日1,000字以内で短編小説を書くことを目標にしました。
名付けて、毎日1,000字チャレンジです。
今日、令和2年7月18日で、2日目です。
まずは簡単に私の自己紹介を……
- アラサー男性
- ファンタジー小説好き
- 愛読書は週刊少年ジャンプ
- 仕事嫌い。飲み会嫌い。
- 今まで小説は書いたことないけど、なんとなく自信がある
ルールは、キーワードを3つ用意し、それを満たす物語とします。
今日のキーワードは、「信頼」「意見の相違」「防御」です。
お暇でしたらお付き合いください。
信頼・意見の相違・防御
空からぽとりと何かが落ちてきた。
男が土に落ちたそれを拾ってみると、今まで一度も見たことがない種類の硬貨だった。
見上げてみると、手が見えた。真っ白い雲から青白い手が伸びていて、その手が硬貨を持っていた。またぽとりと硬貨が落ちてきた。
「それは信頼の証です。あなたは良い行いをしたので、信頼を得ました。」
手がパクパクとしゃべった。
それから男は、信頼を得るたびに硬貨を得た。
親切にすると硬貨を得られた。
仕事を頑張ると硬貨を得られた。
誰かに無意味に賛同しても、大して硬貨は得られなかったが、ときには反対意見を述べるとなぜか多くの硬貨が得られた。意見の内容に関わらず、臆せずに意見を言うことが信頼につながるらしい。
硬貨で何かを買えるわけでもないけれど、男は信頼を集めるのがとても楽しかった。
その日、社長は青白い顔で言った。
「この取引で莫大な赤字が出ると予想される。もうこの会社はダメかもしれない。みんな本当にすまなかった。」
男はすでに次の仕事のあてを考えていた。そしてこの会社とはこれで最後だからとここぞとばかりに意見を言った。特に中身もないのに意見を言った。
「そんなことはないと思いますよ。」
硬貨がぽとりと落ちてきた。みんなが男を見ていた。気持ちが良かった。男は後に引けなくなった。
「これは見方を変えればチャンスです。問題ありませんよ。諦めてはいけません。」
思ってもいないことをぺらぺらとしゃべった。ずいぶんと長くしゃべった。みんな熱心に男を見ていた。
最後に男はこう言った。
「私に任せてください。ひと月あれば大丈夫です。」
じゃりじゃりと大量の硬貨が落ちてきた。頭を抱えて自分の身を守らなければならないほどに、たくさんの硬貨が落ちてきた。男はそこで、ツケで信頼を得てしまったことに気がついた。
ツケの返済期限はひと月後。
そういえば、信頼を失った場合については、手は話してくれていなかった。
以上、787字
感想
またよくわからない話ができてしまいました。
まあ、まだ2日目だから良しとしましょう!
それにしても、ライトノベル作家を目指しているのに、文章がライトノベルっぽくないような気がします。
どうしてでしょうか。
文章の雰囲気が明るくないというか、淡々としているというか。
私の根暗な性格が文章に現れているようですね。
対策についてはまた明日考えてみます。